やっぱり”目地払い”のみの処理ですね~ (躯体の目違いの段差の処理のみ)
タイルの剥落防止の緊急対策です
人命にかかわるので強行で仮設足場を設置させていただきました
足場を掛ける際もアンカー(控えのボルト)を打ち込むとタイルはまとまって落ちてしまう恐れがかるので特殊な掛け方で仮設足場を設置しました
チェックポイント☑
改修工事のための 現場調査をする際 最初に気にかけるのがこの部分かもしれません
全体の何%程度タイルの浮きや割れがあるのか。。
打診したり目視調査を行い 指触確かめてで建物の健康状態をチェックし ある程度の実数に近いパーセンテージでお見積りをしたいと考えております
出来れば お施主様に同行頂き 一緒に状態を見ていただくと進めやすいです
実数精算となりますのであまりかけ離れていると後でお客様に迷惑をかけることになりますので。。
その中での見た目では判断が難しいのが外壁タイル の建物となりますし 陶器質ですので 永久にメンテナンスが必要ないと考えているお客様もいらっしゃいます
どうやって直す
部分的に浮いているのであればピンニング工法のでの処理となりますし まとまって浮いているのであれば張り替えと言う処理になります
この際に下地の処理の方法やタイルの再施工に使用する材料の選定だ重要になります
同じ場所が 同じ現象に決してならないようにしたいですので様々な提案が可能です
どちらにしても 全体の平米数から関わってきますので 場合によっては非常にコストがかかってしまうこともあります
またストックしているタイルが無かったり、、枚数が足りなかったりすると2~3ヶ月かけてタイルを製作しなければいけない必要も出てくるので工期も関係します
どうしてこうなるの
ではどうしてこのような現象が起こるのでしょう
〇タイルとコンクリートの面の接着の問題
〇コンクリート面とタイルの下地の接着の問題
〇自然災害による問題
〇構造上の問題
大まかにはこのような原因がほとんどだと思います
イマジン
感じてみましょう。。想像しましょう。。当時の作業環境を。。。。。
まず建物をまわりながら どの程度の技術力を持った会社が施行したのか 様々な収まりを見ながら確認していきます
タイルの割付の美しさや躯体の精度 防水の細部の収まりや塗材の見切り 検査の厳しさなど。。
使用部材の品質や水勾配。。設計イズムがどの程度関わりながら完成に至った建物なのか。。等
工期が少なく感じた忙しい現場だったのかなぁ
現場管理する人間が大雑把だったのかなぁ
お施主様がわがままで検査後の後施工が多かったのかなぁ
変更変更が多く やり直しの多い現場だったのかなぁ
躯体業者だけがあまり上手ではなかったのかなぁ
この部分だけタイルの職人さんが違ったのかなぁ
このフロアの時天候不順が続いたのかなぁ
足場の位置が悪く施工がしにくかったのかなぁ
集中して前の工事の状況を感じ取ります
感じた事をあげて言ったらキリがないのですが とにかく感じ取るのです・・・
おそらく。。
今回 感じた事
年代から考えて 下地処理に関して建設会社の考え方が分かれていた時代
今日現在では タイルを貼る前に 下地処理をしない現場はありませんが10年以上前となると 取り組んでいるゼネコンとそうでないゼネコンが存在していました
この作業所は。。。。後者だと思います
明日 元施工のゼネコンさんとオーナー様と立会いとなります
このパターンは 過去に何度も経験しているので なんとなく着地する場所が見えております
足場の解体はだいぶ後になりそうですが 必ず健康を取り戻します💛
身も心も美しくなりましょう ・・・・感謝・・・合掌。∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬
《Pシール#ワクワクしよう!#丁寧
『 ”きもち”のうるおいを大切に 』
『 ”辿り着かない”を楽しもう 』
『 ”正しい道”を行こう!!』
#芸事として楽しむ社会生活
ピピっと、株式会社Pシール